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 既にPS4における、HDD・SSHD・SSDの検証は欧米で行われていますが、初報の比較の時に書いた感想「はっきりとした差はあるものの期待していたほどの差ではないというが正直な印象」のまま一通りの検証を見終えたところです。

 「期待していた差」というのはSATA3の6Gbps(実効速度600MB/s)という、従来の家庭用ゲーム機から考えたら異次元と言っても過言ではない速度です。PS3はSATA2でしたが、転送速度はSATA(無印)準拠でしたので、1.5Gbps(実効速度150MB/s)が天井でした。HDDが実効速度40MB程度なので、SATA(無印)でもSSDの効果はそれなりにありますが、本来の性能は引き出せません。これがPS4になってSATA3の爆速になるかと思いきや、欧米での検証結果では、PS3の時と同じくらいの効果しか出ていませんでした。

SATA2なのか

  PS4のHDDは富士通のMB86C311Bという変換機でブリッジ接続されています。検索してみると、これがどうやらSATA2-USB3.0のブリッジチップのようです。SATA2は、3Gbps(実効速度300MB/s)ですのでSATA3の半分のパフォーマンス、それでもPS3の時よりは倍。しかし思ったほど結果が出ていないのは、ブリッジ接続の場合、転送速度がやや下がってしまう傾向にあるからというところも関係するかもしれません。これらがPS4におけるSSD・SSHDが本来の性能を発揮できない原因のようです。

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転送速度はSATA(無印)準拠な気がする

 検証結果からSATA3の速度ではないのは間違いない。そしてパーツを調べてみるとSATA2なのかなーっと思う。でも検証結果から判断すると、PS3と同じく「転送速度はSATA(無印)準拠」が有力かなと思います。PS3をSSDに換装する時も、いろんな比較を見ましたが、それらと今回のPS4での検証結果がほぼ同じ。結果としてこうなっているので「実はSATA3ですよ」と公式に言われても、実際に使用して得られる効果がPS3の時と同じだったらSATA3でも意味がない。

ユーザー間で極端な差が出ないようにという配慮か

 あえて極端な差を無くしたのかもしれません。標準のHDDとSATA3/SSDのユーザーが混在することになりますと、同じゲーム機なのに速度差が出すぎてしまう。PS4は、オンライン要素も濃いハードですので、 そういった極端な差が出ないような配慮だったのかもしれません。

 FF14では「PS3ユーザー来ないで」、DQ10では「Wiiユーザー来ないで」というプラットフォーム差別の話題がありました。PS4でもこういった事になりかねません、しかも同じハード内で。結果として、SSHD・SSDをPS4に搭載してもHDDと極端な差が出ないようになっているのは正しい判断だと思います。換装した実感は味わえる程度で、それでいてプラットフォーム差別的な事も発生しないような「ほどほどの差」というのは悪くない落としどころ。

夢の速度ではなかったが、確実な効果が見られる

 夢の6Gbps(実効速度600MB/s)ではありませんでしたが、それでもSSHD・SSDの効果ははっきりあるわけで、家庭用ゲーム機でSSHD・SSDを搭載できるのはPS3とPS4だけですので、これらがPS4の大きな魅力であるのは間違いない。ライバル機のXbox OneはHDDオンリーですし、Wii UはHDDが内蔵されておらず、外付けするにしてもUSB2.0ですので最大でも転送速度は60MB/sです。PS4の転送速度がSATA3でなくても、SATA2でなくても他機種と比べてマイナス要素にはなりません。

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コメント一覧

    • 1.  
    • 2014年03月04日 23:14
    • MB86C311Bを使った理由は暗号化でしょうね

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